おばあちゃん「昔々あるところに大きな山と大きな湖とおおきな野原がありました。そこに
兎さん、猫さん、熊さん、寅さんが住んでいました。
孫一 「寅さんが湖に泳ぎにゆきました。 ジャボジャボ 楽しいな:
おばあちゃん「そこに熊さんがやってきました、」
孫一 「熊さんも一緒に泳がないかい。」熊さんは、寅さんと大の仲良しです。
ジャボン、ジャボン、ジャバ、ジャバ
おばあちゃん「その様子を兎さんが見ていました」
孫一 「兎さんモ泳がないかい?寅さんが大きな声で兎さんを呼びました。」
おばあちゃん「兎さんはびっくり、熊さんや寅さんはいつも大きな声で小さな兎
さんを脅かします。 寅さんが呼べば呼ぶほど声が大きく、兎さん
は逃げることもできないくらい震えてしまっています。」
孫一 「そのときどらえもんが空から降ってきました。ドラえもんは、ポケットから
「翻訳こんにゃく」をだして遊んでゆきましたが、しばらくするとそれを落と
して飛んでいってしまいました。寅さんは、落とした「翻訳こんにゃく」を
もってドラえもんの後を追いました。すぐおいついてドラえもんに「翻訳こ
んにゃく」をわたすと どらえもんは、「やさしい寅さんだね。それあげ
る」といってまた飛んでいってしまいました。寅さんは、その「翻訳こんに
ゃく」を口にほおばりました。そして兎さんに吠えました。すると
「うさぎさ~ん あそぼうよ~ いっしょに泳がないかい~」という寅さんの
吠え声になって兎さんに届きました。
おばあちゃん「ちゃん ちゃん めでたしめでたし」