無事リオのオリンピック・パラリンピックが終わりました。 あっといるまに
オリンピックがひらかれてから1か月たってしまいました。ほんとに開催できるのだろうか。」
「まだ完成していない施設があるそうだ」といったニュースや昼の番組のコメンテーターの話題は
なんだったのだろうと思います。他国の心配性の人たちの口さがない噂話とは裏腹にリオ・オリンピック、パラリンピックが開催され戦闘地域をのぞき世界中がのメディアはオリンピック
一色になってしまいました。メディアも今度は日本で開催ということもあるせいか微に入り細に入り番組を流します。
今回の成果はなんといってもパラリンピックの放送時間が多くなったことでした。
身体障害の身体の様子も新鮮でしたがその競技の力強さはオリンピックに引けを取らず
楽しく力が入りました。多額の国家予算がかけられる国が多くの金メダルをとれる
仕組みになっているオリンピックより どの国の障碍者スポーツの状況も大きく変わらず
地道に生活をやりくりしながらスポーツに取り組んでいる人たちの競技の方に
本来のオリンピックの姿があるように思えました。
にしてもブラジルというお国柄は日本とは明らかに違うものがあることをスタンドの光景
をみていて思います。バリアーフリーは建物の構造や手の届かないところに
手を届かせるサービスを世界一の「おもてなし」と思っている日本。果たしてそれだけ
でしょうか。政情不安定、経済生活ままならない人たち、格差もひろがるばかりのブラジル
が世界に発信したのは「もたない国」が
もっている「明るさ、暖かさ」だったように思います。果たして「もっている」と自負するCOOL JAPAN日本は「明るさ、暖かさ」をどのように
伝えることができるのでしょう。
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