さて「60にして耳順う。70にして心の良くするところに従って矩をこえず。」論語には80から先がありません。70の境地を堪能し80.90、100の新論語を後世に残すことは、高齢化先進国の日本の役割のひとつでしょう。
耳の聞こえも気になりますが強い思い込みで勘違い・聞き間違いもあり、気づくと上手に取り繕ってしまう私がいたりします。嘘ではないが微妙に都合のよいようにずれてゆきます。自分の経験が勝っているということから離れられないと会話はいつも堂々巡りのまま。私を含め周囲はそんな人ばかりになってしまいます。若い人には耐え難いでしょうねえ。「またおばあちゃん 同じこと言って!」
若い世代と折り合ってゆくか、はたまた若い人には近づかないか。それが問題だ。
10年後の日本も私もだれでもウェルカムのキャパとお金で買えないものをつかんでいたいものです。
今夏の子規庵 庭から |
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