2022年1月29日土曜日

covid19 vs 職人技


      この頃 筋肉の衰えを感じます。歩くスピードが遅くなってきたような。


歩くだけでなく噛む力もです。昨年の年末は、おせんべい・飴のおかげで歯医者がよいが続きました。取れてしまった歯をもって歯医者へ。若い歯医者さんに接着していただきましたが、1週間をあけず再び受診することになってしまいました。


 さすがの私もこれは私の歯肉の老化のせいではない!と若い歯医者さんを「未熟

ゆえにせめてもしかたないなあ」とおもいながら受診。すると今度は若い歯医者さんのボスが治療にあたりました。「左噛んで!」「右噛んで!」「奥右に力入れて!」「ぎりぎりして!」いやはや すごい勢いで私は、指示にしたがってきりきり歯をすべらしました。次は詰め物の接着のよう。そしてまた「あっち噛んで!」「こっち噛んで!」を何度も繰り返した末「はい、終わります。」その後痛みもなく詰め物はしっかり私の口の中に納まっています。「これぞ 職人技!」というものを見たように思い、いたく感動しました。

「見習え 新米!」「どうだ AI!」 

 ボスのスキルは、患者の噛み癖をつかむことにあったようです。歯の状況や詰め物の形は、食生活による噛み癖に合わせるということなのでしょう。

AI(人口知能)で職人技の学習をさせるそうですが、人間相手の仕事のスキルの学習はどうでしょうか。モノ作りでも天然素材の持ち味も同じ。職人の手、耳、目は、そう簡単にAIに渡せるものではないと思いました。



2022年1月26日水曜日

covid19 vs 寅

 covid19 のデルタ株も年明けには、すっかりオミクロンに駆逐されてしまいました。感染者数ばかりがうなぎ上りで日常生活を脅かしています。 保育園・学校も休校が増えそれにともなって家族も右往左往しなければなりません。そんな年明けです。

 今年は寅年 

 子・牛・・・・の12支では、「寅」。 甲・乙・丙・丁・・・・の10干では、「壬」。ということで干支は、壬寅(みずのえとら)の年になるそうです。

中国の民間信仰九星では、今年は五黄土星にあたるそうです。合わせて「五黄の寅」 なんか今年に明るい期待がもてそうな・・・「五黄の寅」「壬寅」我が家の寅年は、亡くなった私の祖母 明治生まれの神田生まれ。それだけでも威勢がよさそうです。年賀状印刷会社●●の解説によると「壬」の字は、「妊」の一部であることから「生まれる」「はらむ」という意味とのこと。では「寅」は? こちらは「演」の一部「人のまえに立つ」同じ読みの「延」から「のばす・成長する」という意味をもつとか合わせて「壬寅」は、「新しく立ち上がる」「生まれたものが成長する」という縁起のよいもののようです。

 「五黄土星と「寅」が重なる「五黄の寅」は、36年に一度回ってきて「周囲を圧倒する強いパワー」「強い正義感・信念、行動力」を象徴する存在とされています。

私の揚子江(多摩川)
 今年1年 「五黄の寅」にあやかって力強く、「壬寅」の恩恵に預かりたいものです。中国の人とはこういう思いを共有できるでしょうね。アメリカ人や他の文化圏の人と共有するのは難しそうです。だいたい12年で1周するといわれても「何が?」と逆に問われて答えられません。

 中国からの大きな文化の流れの下流に位置する日本、今年は、中国と西欧文化圏との梯の役割を果たしてゆきましょう。岸田さん よろしく!



 

バイバイ 私の60代

 この「暮らしを紡ぐ 異・職・柔・遊ぶ」のブログを書き始めて10年272のコンテンツになりました。10年一仕事というわけで店じまいをすることにします。これもけじめかなとおもいます。 バイバイ60代!私にとっての節目の季節に二人の師匠がなくなりました。9月には、カトリック教会の森一...