ウクライナとロシアに知人をもつ友人からの話です。
娘とウクライの母
今日、彼女が来ました。侵攻激化のニュースの中で、キャンセルになるかなぁと気にしながら待っていると、「ママと話していた」と遅れて、やって来ました。ママはPokpovsk という(地図上では、制圧されたという南部のマウルポリの近く)に住んでます。心配する友人の言葉に「ママは元気で強い!、大丈夫。たくさん話した。」と、彼女も心なしか元気です。涙見せたら、泣くんじゃない!と叱られたと。彼女は日本語検定の2級を受ける予定ですが、「『ママが心配で気になるから、受検止めるかもしれない』と言ったら、『受けなさい!』と強く言われてしまったから、頑張らないと」。
そしてこんな話も伝えてくれました。彼女のママの友人の娘さんが、安全なところで出産するために、母親と二人で、160キロ離れたところに5日間かけて移動した。「今、無事についた」と連絡があったとママが喜んでいた。ママの話では、途中で、危ないこともあったようだけれど、身重の二人連れを、見ず知らずの人たちが「家に泊まりなさい」と声を掛けてくれて、なんとか辿り着けたとのこと。「でも、そこも確かに安全という訳ではないんだよね」とママは言ってると彼女。マウルポリでも、地下のシェルターで赤ちゃんが何人も産まれたそうだけれど、食べ物も無く寒くて、大部分亡くなってしまっている。彼女のママは、現地にとどまり、周りの人たちと協力し合って頑張っています。
☆一刻も早く停戦になって欲しい! 彼女やママだけでなく世界中の願いです。
ロシア女性のつぶやき
ロシアの彼女はプーチンの歴史観にかなり前から危機感を持っていて、語っていました。スターリン崇拝者であり、日常的に変な儀式を行っているなど、狂信的な面がそら恐ろしいという印象をもたれていたようです。
かつ、殆どの国民は、プーチンの戦争は、正しいことをしているのだと思っている、と。ロシアの国民は、何かあれば、судьба(天命・運命)という語で片付けて、深く考えない、とも。広大で厳しい自然と過酷な歴史の中の諦観があるのでしょうか?非常に宗教的な人々です。というのが彼女の自国評。手紙の最後には、「神よ、我々を救い給え、ああ神よ」
☆理性が打ち勝ちますように! 彼女だけでなく世界中の戦争を嫌う人たちの願いです。
私も何かしなければ。何ができるかしら。
平和を願うこと、ウクライナの人たちを支援する団体に寄付すること、sns・テレビだけでなく新聞に幅広く情報をの求めること、物価が高くなっても、ガソリン代があがっても・・・。子供を守りたいウクライナ、ロシアの母たち、女性たちを応援すること。 たくさんの戦場、退避している人たち、破壊された街並みの映像をリアルタイムで見せつけられている世界の人々までもが感情の高ぶりに任せると善か悪かの安易な解決を切望してしまいます。戦争に善も悪ありません。善は偽善、悪は極まれりです。
錯綜する情報にあおられず「日本だったら?」「自分だったら?」「国をまもるって?」と自問自答すること。それが先の戦争で学んだことではなかったかと「戦争を知らないこどもたち」を大声で歌っていた私は考えます。
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春よ 来い
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