2014年5月7日水曜日

孫一 ぼくだって昇るぞ さあ鯉

sue's collection
 孫一 もうすぐ6か月 仰向けで手足をばたつかせる姿はまさに滝を昇らんとする鯉の勢いがあります。手足のバタバタに合わせて身体全体がくねくねするのがなんとも愛らしいお年頃です。興味を覚えると手を伸ばし引き寄せ口に運ぼうとします。口に届かないときは身体をふたつに折るようにして口に近づけます。一番のお気に入りはパパとおじいさんの人差指のようです。抱き上げると真っ先に抱いた手にかぶりついています。親指の第一関節がまだ上手に曲がらないので物をつかむことがすばやくできません。それでもほぼ手に入れているので大したものだと思います。
 この時期 巷では口唇期といってこれから半年ほど続きます。口唇期が子育てにとって特に大事な時期とされるのは母親との関係づくりの基礎になる時期だからといわれます。離乳食も始まります。乳歯の準備もできていきます。動きも大きくなってきます。確かに孫一の成長ぶりには目を見張るものがあり力強さを感じるおばあちゃんです。どのくらい集中してお乳をあげていたのか、見守っていたのか舐めたり口にもってゆくのを嫌がったのかということも忘却のかなたなのですが・・・。

浜名湖畔 親を見守る孫一


一説によればこの時期に過剰な可愛がり方やその反対に見放してしまうといった親の行動と思春期の神経症的な傾向に陥る場合の関係が深いといわれます。孫一はおっぱいから離れはじめマゴマゴしはじめました。マゴマゴしている人を強引にひっぱりまわすよりマゴマゴを暖かく見守り外にでる勇気と元気を育てる心の余裕が親には必要になるのでしょう。一緒にマゴマゴ、オロオロしないことです。長女・長男がとかく神経症的な傾向に陥るような気がします。どちらも初心者マークで「しなければならない」圧力が増長してしまうのです。孫一のパパもママも内心ハラハラしているのだろうけどで~んと構えています。おばあちゃんだけが絨毯の端を舐めつくす孫一にがまんできません。そういえばおばあちゃんは長女でした。

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