2014年8月23日土曜日

おじいちゃんの玉手箱

 おじいちゃんの夏休み   おおきなログハウスの窓辺で玉手箱の中で見せてくれたのは大気圏に飛びこんでくる宇宙線の姿でした。
  ドライアイスで思いっきりひやした周囲が黒い箱に謎の液体が注がれました。一片からLEDを
照らすと見えます!見えます!はかなく白い糸のような線が パット現れては消えてゆきます。私が今までみたものの中で姿の近いものというと 綿菓子の砂糖の繊維のようです。舐めるとパット溶ける。お爺ちゃんの薀蓄に?????? のファミリーですが おおおばさんが すかさずフォローに入りました。「放射線っていつもあびてるってわけね」
 

 遠い宇宙の彼方から発せられる宇宙線が身体を通過しているという不思議 目に見えるものを見えるようにする工夫に夏休みをかけているおじいちゃん 皆が覗いている液体の入った箱に
手を突っ込もうと狙っている孫一 そうはさせまいとしておじいちゃんの薀蓄もうわの空のお婆ちゃん かくしてログハウスの夜は更けるのでした。
 おりしもペルセウス座流星群が到来 すばる望遠鏡が宇宙の始まりとなった爆発のころにできた★からの光をとらえたという記事が新聞の片隅にのりました。昔の人たちは日が沈むと満天の★★を見て想像の羽根を羽ばたかせたことでしょう。今の私たちは何を手掛かりに想像力を育てたらよいのでしょうか おじいちゃんの玉手箱 来年は何をみせてくれるのかな

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