2017年5月14日日曜日

妙高や 春に名残りの 友の宿 黄桜河童

東京は初夏
今年のゴールデンウィークは全国的に晴れに恵まれました。アメリカ人の婿にしてみれば
「ゴールデンと呼ぶには お粗末な休暇です」が日本の働き者名残りの世代には 嬉しい連休のはず、しかし私の連休の過ごし方を振り返れば恨み節にほかなりません。子供たちも夫も休暇をとるのが精一杯。働く主婦は家事と仕事の合間をやりくりして企画・お膳立て・添乗 ・ドライバーと何役もこなし月並み家族らしく連休を過ごします。連休終わればお土産持って職場復帰 やっと一休みという年が何十年も続いたものです。連休明けの職場ほどほっとするものはありませんでした。連休はじめは仕事からの解放感を味わい、連休が終わると家族からの解放感にひたるという贅沢な悩みです。共働きだと子どもにうしろめたさがありますから 連休ぐらい一緒に過ごさなければと義務感が先立ちます。管理職になってからは仕事がさらに重たくなり子供へのうしろめたさどころではなく生活にめりはりもなくなってしまいました。そんな時期の母のための介護退職でした。お母さん 万歳!キャリアを積むことは断念せざるを得ないものがありましたが「捨てる神あれば拾う神あり」というところ
 定年で退職する人に比べて早く退職した分健康寿命を会社の仕事とは違うことに使うことができます。新しい事業を始めるにしてもまだエネルギーがありそうな気がしますが 新しい事業を起こす経験がありません。サラリーマン生活が長かった主婦は、退職しても経済的自立にこだわります。サラリーマン時代に身につけたノウハウを今度は会社や家族にでなく自分のため 、世界のため、に使ってみよう。というのはどうでしょう。結構イケルかも。
 仕事を離れて友と過ごす時間も多くなりました。友達と会わなくなって50年 今その友達たちが私には旬です。これも拾う神のひとつです。 友達と遊んでいると「私 まだまだイケルかも」そんな気がしてきます。活ける!行ける!イケル!と感じながら朽ちて生きたいな。と妙高山 を見、野尻湖のボートに揺られながらボーット思う休日でした。





 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

バイバイ 私の60代

 この「暮らしを紡ぐ 異・職・柔・遊ぶ」のブログを書き始めて10年272のコンテンツになりました。10年一仕事というわけで店じまいをすることにします。これもけじめかなとおもいます。 バイバイ60代!私にとっての節目の季節に二人の師匠がなくなりました。9月には、カトリック教会の森一...