2018年10月29日月曜日

今年のハロウィン


 いつのまにかハロウィンの季節になりました。ハロウィンは収穫の祝いと悪霊を追い出すというケルトのお祭りでした。なんでもありの日本は商機到来とばかりに町中こぞってかぼちゃモードです。外国からの観光客も多く、いろいろな国の人たちが集う町では、かぼちゃやお化けのスタイルをしていても最近は特に驚くこともなくなってしまいました。
 少しはやいですが冬至かぼちゃでもつくりましょうか。

2018年10月22日月曜日

50年前の芸術の秋


 秋晴れ千葉市美術館の「1968年 激動の時代の芸術」を見に行ってきました。お連れは30代なりたての二人。1968年はフランスで5月革命 に端を発した社会運動は、 東大、京大などでも火の手が上がり休講で授業ができないという前代未聞の年でもありました。それから 50年 での企画展です。洗練された今の美術からはほど遠い「芸術ってなんだ?」.の世界です。
  二人は 驚きと「面白かった」.それ以上の言葉は聞けませんでしたが、何かを感じ取っている様子でした。私は72年に大学入学したので校内にまだくすぶりが残っていましたが学生生活はごくごくのんぽりのモラトリアムをゆく酒と薔薇の日々を過ごしました。お陰で就職できず,しばらくフリーターの道へ。「私ってなんだろう」「どこにゆくのだろう」の今更ながらの密かな疑問に答えてくれたのが「美学校」「Bゼミスクール」の謳い文句 でした。
 企画展でも この二つの学校の創設と学校案内が展示されていました。講師陣は、この1968年激動期の美術界を牽引する人たちだったからです。恥ずかしながら今日知ったわけ。当時は、何も知らなかったなあと企画展を見ていてつくづく思いました。当時 こうした作品やイベントをちゃんと見ていたら 「Bゼミに行っていただろうか」?? 今となっては当時の動機など霧の中ですが.......
 企画展 のどんじりに「ミスターXとは、何か 」という作品があります。「僕は いつも なぜだろう?なんなんだろう?と思いながら製作しているよ。製作に時間をかけないんだ。」というのがミスターXの作者の一人柏原エツトム先生の最近のつぶやき。ますます制作に意欲を燃やす先生の原動力は、今も衰えない「?」の力でしょうか。「芸術の秋」もいよいよ本番。

2018年10月7日日曜日

孫一の夏休み



 孫一 5歳になる前の夏休みの大イベントは、4泊5日のおばあちゃんっちへ一人お泊り。おばあちゃんっちは、準備万端。さあこい孫一。といっても新幹線でおばあちゃんが連れてきて、連れて帰るというパターン。暑い夏のおばあちゃん修行でした。4泊5日、「帰る」と言わせないためには、「遊ばせて早く寝かせる。」科学博物館で1日(ちょうど昆虫博の真っ最中でした。)。プールと公園で1日、40分のお試しレゴ教室が2日、子供の国で1日。図書館の読み聞かせ会にも参加。素晴らしいスケジュールと企画になりました。
おかげで大泣きのホームシックは1回だけ、スカイプでママとお話しした後だけで済みました。その後帰るまでママとはお話しなし。

写真撮ってママに送って!
家にいるときは自転車か「トムとジェリー」のDVDと折り紙で作った恐竜4匹が友達になってくれ、おばあちゃんも休憩できました。結局朝6時起床 夜9時には二人でぐっすり。という「孫とバラの日々」を過ごすことができました。孫一、小学生と間違われるほどの体格、安室奈美恵ちゃんの大きなポスターに恥じらう姿にびっくり。
 孫一の「follow me」で昆虫の世界、子育てママたちの世界、恐竜の世界、子供の目も魅了する安室ちゃんなど珍しいひと夏の経験でした。

  後日談 ママが一人で東京に行くことになったとき、孫一「行ってきなよ。東京おもしろいよ。僕行ったからね。」とどや顔だったとか。
 
 

我、夏休み


  今年の夏は、太平洋高気圧の恐ろしさを垣間見る思いを何度もしました。仕事をしていた頃に比べると家にいる時間が長くなりましたから、冷房の入った職場のありがたさが
いまさらながら懐かしく思い出されます。その反面 小中高の冷房のない教室の匂いや
暑さに耐えた夏合宿も思い出されて不思議な感覚を味わう日々でもありました。
 30年ぶりの山小屋も台風一過で川は、倒木と石ばかり、それでも水は冷たく、★は美しく、久しく夜空を仰ぐことがなかったなあとしみじみ感じられました。★や水は、この夏を乗り切るキーワードになりました。身も心もひからびないように・・

もう一つのキーワード 八海山
魚沼の里 貯蔵庫

 山小屋は 日本百名山の一つ巻機山のふもとにあります。帰りに十日町の越後妻有現代美術館に
よりました。4年に一度のビエンナーレが開かれています。これまた30年ぶりのファインアートの世界です。
楽しかった。なにが楽しかったかというと、ファインアートが「芸術」や「アート」が誰でも
もっている感覚なんだということを思い出させてくれるジャンルだからで、30年ぶりだけど
やっぱりそうだと思わせてくれる作品がいっぱいありました。地元の人たちやボランティアの
学生さん、外国からの観光客などもいて都会の美術館にない活気がありました。


               キナーレ越後妻有里山現代美術館



                    





             


   

 

バイバイ 私の60代

 この「暮らしを紡ぐ 異・職・柔・遊ぶ」のブログを書き始めて10年272のコンテンツになりました。10年一仕事というわけで店じまいをすることにします。これもけじめかなとおもいます。 バイバイ60代!私にとっての節目の季節に二人の師匠がなくなりました。9月には、カトリック教会の森一...