赤鬼:見るも、聞くもそら恐ろしい、
それ、赤き息 ほっとつけば、七日七夜の病となる。
青鬼:おれ、青き息、ほっとつけば、疫病「となる。よって節分ごとにま
喜多見氷川神社の鬼は、赤鬼、白鬼、黒鬼と多彩でした。創建740年の由緒を持つ神社の節分会には、老若男女が境内に押しかけていました。多摩川近く、雑木林の中にある神社では、今も昔も鬼やらいの行事が行われてきました。
子供たちに囲まれた鬼たちには、微笑ましいものがありましたが、昨今のメディアに
映る鬼たちは、我が子に刃を向け、難民の子らに壁を作って締め出し、命をものとも
しません。
毎年繰り返される節分会では、神官の音頭でみんなで煎り前豆と桃の弓で鬼追いをします。鬼が山に帰ってゆくと大国主命と恵比寿様が舞を舞って小槌から金銀財宝を捲きます。鬼は、山からすぐ戻ってくるのでしょう。節分会は毎年繰り返されます。いくら追いやっても鬼はでてきます。天災・人災・病・貧困・詐欺・・・・・ときりがありません。
今年も鬼は大暴れするのでしょうか。煎り豆と桃の弓で鬼を追い払う神事は、天平の昔から続いています。にも拘わらず鬼はなくならず、ますます鬼は多彩になってゆくように思えます。
恵比寿さん!頑張って鬼に苦しめられている私たちに金銀財宝をまき散らしてほしい。
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