2019年11月6日水曜日

ながれゆくもののはやさや秋出水 久保田万太郎

台風15号 19号で被災されている皆さんが 一日も早く元の生活に戻れるよう祈るばかりです。
 今年の残暑は厳しいどころか大型の台風が次々と関東地方に上陸しました。今だ不明者の捜索が続き、被災地では、毎週ボランティアが入って瓦礫の後始末を手伝う姿がニュースで報じられています。近くの多摩川の河川敷も水をたっぷり被り、スポーツやバーべキュウを楽しむ人たちの姿は見えません。果樹園をもつ知人は、家族全員無事だったとはいえ今年の林檎の収穫はできません。
 11月になり、菊の花が今年も届けられやっと夏の終わりを感じたしだいです。

 
今回は、台風前日にベランダを片付けるだけに終わりましたが、停電になったら、電柱が倒れてきたら・・・、インフラが壊滅したら・・・と考えなければならないことがいっぱいあることに気づきました。東京都が配布している東京防災という黄色い表紙の本も知りました。いざとなったら何もできないことがわかりましたので日ごろできることをしようという気持ちになったところです。
 
  東京防災 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/index.html
 
 私の50代は親の介護と看取りに明け暮れ、60代はこどもたちの巣立ちに付き合う日々。
伊勢湾台風は、ともかく台風の被害にあわず阪神淡路や東関東大震災に巻き込まれることもなく過ごせてきたのは、幸いとしか言えません。どんな災害にいつ見舞われるかなどだれもわかりません。私の60代後半戦は、被災者・地を応援しながら身の回りをシンプルにできることはやっておこうということになりそうです。あまり時間のないような気がするは私だけでしょうか。
 自分が70代・80代で被災したら・・・何がしてほしいだろう。そんなこと満開を迎える菊を見ながら考えています。
 


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