小岩井牧場の一本桜と岩手山 もうすぐ桜咲く 今年はウソの被害はなさそう 岩手山
そらの散乱反射のなかに
古ぼけて黒くえぐるもの
ひしめく微塵の深みの底に
きたなくしろく澱むもの
春と修羅 第1集 明治22年6月27日
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小岩井牧場入り口付近 桜並木の古木 こちらも桜のつぼみがふくらんで古木もほんのりピンク 小岩井牧場 パート3から
生な松の丸太がいっぱいにつまれ
(陽がいつかこっそりおりていて
あたらしいテレピン油の蒸気圧)
1台だけがあるいている
けれどもこれは樹や枝のかげでなくて
しめった黒い腐植質と
石竹いろの花のかけら
さくらの並樹になったのだ
こんなしずかなめまぐるしさ
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