2019年8月1日木曜日

夏を食す。冬瓜の冷汁

巻機山 山麓の夏
巻機山 山麓の夏
毎日の猛暑。朝のストレッチに水やりが加わり、つかのま、爽やかさを感じることができます。が庭も道路もあっという間にかんかんでり。50年前、夏休みの部活の頃は気温は、31度程度でニュースになっていたような記憶がありますから 35度~37度というのは
暑いはずですが、「ニューズで騒ぐほど暑いかな?」アブナイアブナイ。 若い人とは多少感覚にづれがきているのは、確かなので、ここは主観より客観的な数字を信じて注意しましょう。といいながら「どこまでエアコンを使わず耐えられるか」なんて今日も勝負にでるおばあちゃんです。

 冬瓜の冷汁 夕食で、煮た冬瓜に鳥ひきをいためて葛に絡めたものを食し、残った煮汁と冬瓜を冷蔵庫で冷やしてちょっと目先を変えて朝食で。いい感じです。朝から冷房をつけるのもよいが、夏の朝の暑さをじんわり感じながら扇風機の風の中、冷たいお汁を
すするのもいいじゃありませんか。写真満載の土井勝さんの料理本にはエビと土ショウガで煮た「冬瓜の吉野煮」がありました。レジェンド辰巳芳子さんの「スープのてほどき」では、腎機能を高める夏野菜で真っ先に取り上げられ「からだのほてりを鎮める冬瓜の葛ひき」と「冬瓜の甘酢づけ」が紹介されていました。冷酒やビールのお供に重宝しそうです。

 冬瓜は、夏の季語ではなく初秋の季語だそうで秋の歳時記には、こんな芭蕉の句がありました。
 
「冬瓜や たがいにかはる 顔の形(なり)」ふ~ん。
 
 猛暑に負けないぞ。とばかりに冬瓜を切って天日干しを今日の仕事にいたします。


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