病床で聞く菅原洋一CD |
感じとれる思いもあるでしょう。特に終末期を迎えた身内との関わりはこの時しかない思いと終末期を受け入れたくない気持ちが重なって言い知れない不安定な気持ちになってしまいます。
ちょっとした病院スタッフの言葉を過敏に感じて強く反発してしまうのもそのためです。
そんな自分の気持ちを抑え看取りの時間を過ごせる方法はないだろうかと考えました。母は88歳大正13年の生まれです。青年期は戦争でした。 江利チエミ ペギー葉山 ダークダックス
が戦後 新家庭といわれTVをはじめ少しづつ家電製品が増えてゆく結婚生活で耳にしていた
音楽ではないかと思います。音楽を聞く時間は病院で身体の自由の利かなくなった母にとって気持ちのよい時間になりました。個室だけでなく長時間病院のベッドで過ごす人が好きな音楽や懐かしい音楽を自由に聞けるようだといいのですが・・・、音楽の好みを探り当てるのこそ家族の役割は大きいですね。菅原洋一 昭和8年生まれ 愛称の「ハンバーグ」について母が失礼なあだ名をつけるものだと小学生の頃NHKの紅白歌合戦を見ながらつぶやいたシーンが思い出されました。その記憶を頼りにこのCDにたどり着いたのでここでご紹介させてもらいます。
ビューティフルメモリー 我が心の歌 80歳の私からあなたへ
「知りたくないの」「慕情」「ダニーボーイ」「思いでのグリーングラス」などはゆっくりで
メロディアスです。60歳の私も口ずさんでしまう曲
「さよなら」「今日でお別れ」「アメージンググレイス」はこのときの母と一緒に聞く
元気は私にはありませんでした。
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