二木屋のひな祭りで見つけたお雛様 |
こんな姿の夫婦は近頃珍しいのでは? |
我が家のに雛人形の製作者の母が倒れ病院から看取り覚悟で戻ってきた年の2月はほんとに意地で枕元に雛壇を飾らせてもらいました。たぶん病床の母にはいい迷惑だったと思います。「こんなときに雛壇どこらじゃないだろう?まったく気が利かないねえ」と「母の声が聞こえてくるような気がしました。
雛は江戸時代の大奥女中がお城を下がって広めた遊びのようですが お澄まし顔ばかりではありません。昔から日本の女性や母親はお雛様に夢を託してきたように思います。雛壇には内裏雛・稚児・三人官女・お囃子・随臣・衛士といった顔触れが並びますがこの年齢になってみると
社会の縮図のように見えます。今も昔も変わらぬヒエラルキー。雛壇が会社のように見えて来てしまいます。それぞれのお顔に哀愁を感じるのは私だけかしら
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