2014年3月3日月曜日

どっこい コミュニティ

 
 婿が通い始めた教会で演奏をするというので孫と娘と出かけました。キリスト教の教会で アメリカ人の二人の青年神父が聖書からのメッセージをわかりやすいプレゼンテーションと通訳で伝えジャンベ・ギター・キーボードの伴奏で何曲かの歌を歌い、最後にお祈りをして終わります。集会室のロビーにはドーナッツとコーヒーが用意され和気あいあいとしてリラックスした雰囲気です。周囲はアメリカ人、フランス人、アフリカ人、日本人の家族など40人ほど映画の一シーンに紛れ込んでしまったような錯覚を覚えました。婿は日本に来て半年 生活にも馴染んできているようにみえます。
  
 教会では同じような国際結婚の家族も何組か来ていました。子供たちもいます。自然に輪ができます。異国にあっても神様を求めて自然に集まり生活の基盤を作ってゆく力が宗教にはあるのだなあと思いました。この日のお話はコミュニティについて聖書から10のルールを引用していました。お互いに思いやりをもって接し、間違ったことは諌めあい、悪口を言わないなどということです。特別なことではありませんがいろいろな国の人が共感してうなずきあう姿がよかったですね。 
 
 たくさんの外国人の中の一人の日本人、たくさんの日本人の中の一人の外国人、たくさんの男性の中の一人の女性、たくさんの女性の中の一人の男性、たくさんの車いす利用者の中の一人の歩行者、たくさんの歩行者の中のひとりの車いす利用者と同じように婿と私の立場が逆転する一日になりました。ホームの私、アウェイの私。どちらも私ですね。自分が頑なになってきたなと思うときに新しいコミュニティーに身をおいてみると「違いのわかる私」を発見できるかも・・
 





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