2014年3月2日日曜日
ミドリムシ クッキー 見っけ!!
ミドリムシとの再会です。ミドリムシとの出会いは50年前の小学生の理科の時間顕微鏡の中でした。その頃の小学生が好きな授業は音楽・体育・図工です。座って本を読んだり考えたりするより身体を動かす方が好きです。子供だから当たり前ですが。理科の時間も先生は苦労されていました。観察と採集の時間はお散歩 実験ではアイスクリームづくりとフナの解剖など手を変え品をかえて身体を使って楽しませてもらいました。顕微鏡は高学年になってからでした。虫眼鏡と違って大人の雰囲気、先生の白衣と理科室はなにやら謎めいていましたね。
ミドリムシは顕微鏡の中で長いひげをゆらし透明な身体は複雑でくねくね動いておりました。ミジンコかミドリムシか 小学生の目になんとも可愛らしく映ったのは間違いありません。
そのミドリムシがユーグレナ・クッキーとなって今目の前にそれも5個で500円 じぇじぇ
これをブログに載せずしてなんとしよう。
ユーグレナとは ミドリムシのことをいいます。ミドリムシは光と水の二酸化炭素があれば育ち人間の必要な栄養素を豊富に備えているそうです。そのため将来の食料・エネルギー問題解決に役立つというのが製造に携わっている企業のねらうところのようです。
インターネットの情報によればこの会社はミドリムシを中心に微細藻類の研究開発、生産、品質管理、販売を手掛けています。この会社の経営理念は 「人と地球を健康にする」 企業ビジョンは「バイオテクノロジーで昨日の不可能を今日可能にする」 スローガン「ミドリムシが地球を救う」従業員39人 しかし上場企業です。なにか熱い思いを感じるサイトでした。
ミドリムシはクッキーに身をかえても光の影響を受けやすいのか包装紙はなんとアルミ箔?味は う~ん 藻! バターの香ばしいクッキーに慣れてしまった私には草の香り 風の香り 土の香りでした。 新鮮!!といえば新鮮!昔懐かしい原っぱを思い出しました。このユーグレナクッキーを東大赤門(本郷3丁目)入ってすぐのショップで見つけました。東大アントレプレナープラザです。聞きなれないアントレプレナーという言葉を調べてみると起業家という意味がありました。ユーグレナクッキーの説明にも同大学の大学院農学生命科学研究科研究室の協力とあります。なるほど 原っぱの味はアカデミックな味でもあったわけです。
思いがけないミドリムシとの再会が思いがけない企業との出会いにつながりました。ときどき株式など見ながらミドリムシの行方を追ってゆこうと光合成に疎い私は思っています。
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