2018年11月12日月曜日

こころの気持ち! 孫一5歳


 おばあちゃん 5歳になったよ。
いつも遊んでくれてありがと。
こころの気持ちはわかるよ。

  よくわからない言葉だけど泣けた。孫一5歳になりました。

2018年11月6日火曜日

忍び寄るロウカの足音

匂いがよくわからない。味も淡泊な気がしてついお醤油をかけてしまう。
「いつからですか」と問いわれて「???、気が付いたら」というほど急にわからなくなったわけではない。耳鼻科の専門医は「半分くらいはわかるようですね。日常生活にこまることはありますか」「いえ、・・・・」で そのままにして7年。
 匂いは復活せず、最近は味も気になる。身体のことは気にしはじめると気になり、ほっとけなくなる性分も手伝って大学病院の耳鼻科に受診することにした。
 結局 若手の医師から「治療に効果があるのは急性期。それも匂いがなくなって1,2週間です。検査は、副鼻腔やポリープ、最近は CT、MRIで脳神経機能の異常を検査します。認知症との関連も最近ありますが、あなたのように7年前からとなるとどうでしょう。」といたわるような丁寧な説明をしてもらいました。つまり「歳のせい」と考える方が無難なようでした。「味については血液検査で亜鉛の測定をされてみるといいですよ。」とアドバイスも
「歳だ!」「歳だ!」 匂いを感じなくなったことで実は助かっていることもある。
街の匂い、ラッシュの人混みの匂い、ゴミの始末など気にならない。その代わり
加齢臭や口臭など自分が気を付けていないといけないことも増えた。
お風呂はカラスの行水、キャリアウーマンの勲章だった10分化粧だった
生活習慣もぬるめのお風呂、じっくり歯磨き、お肌のケアタイムの充実に
スローダウン。まあしょうがない。「歳だもの」

2018年11月4日日曜日

秋本番


ひさしく空を見上げることがなかった。ということを気が付かせてくれました。
この うろこ雲になつかしさを覚えます。小学校の運動会の歓声と行進曲が一緒に
聞こえてきそうです。

2018年10月29日月曜日

今年のハロウィン


 いつのまにかハロウィンの季節になりました。ハロウィンは収穫の祝いと悪霊を追い出すというケルトのお祭りでした。なんでもありの日本は商機到来とばかりに町中こぞってかぼちゃモードです。外国からの観光客も多く、いろいろな国の人たちが集う町では、かぼちゃやお化けのスタイルをしていても最近は特に驚くこともなくなってしまいました。
 少しはやいですが冬至かぼちゃでもつくりましょうか。

2018年10月22日月曜日

50年前の芸術の秋


 秋晴れ千葉市美術館の「1968年 激動の時代の芸術」を見に行ってきました。お連れは30代なりたての二人。1968年はフランスで5月革命 に端を発した社会運動は、 東大、京大などでも火の手が上がり休講で授業ができないという前代未聞の年でもありました。それから 50年 での企画展です。洗練された今の美術からはほど遠い「芸術ってなんだ?」.の世界です。
  二人は 驚きと「面白かった」.それ以上の言葉は聞けませんでしたが、何かを感じ取っている様子でした。私は72年に大学入学したので校内にまだくすぶりが残っていましたが学生生活はごくごくのんぽりのモラトリアムをゆく酒と薔薇の日々を過ごしました。お陰で就職できず,しばらくフリーターの道へ。「私ってなんだろう」「どこにゆくのだろう」の今更ながらの密かな疑問に答えてくれたのが「美学校」「Bゼミスクール」の謳い文句 でした。
 企画展でも この二つの学校の創設と学校案内が展示されていました。講師陣は、この1968年激動期の美術界を牽引する人たちだったからです。恥ずかしながら今日知ったわけ。当時は、何も知らなかったなあと企画展を見ていてつくづく思いました。当時 こうした作品やイベントをちゃんと見ていたら 「Bゼミに行っていただろうか」?? 今となっては当時の動機など霧の中ですが.......
 企画展 のどんじりに「ミスターXとは、何か 」という作品があります。「僕は いつも なぜだろう?なんなんだろう?と思いながら製作しているよ。製作に時間をかけないんだ。」というのがミスターXの作者の一人柏原エツトム先生の最近のつぶやき。ますます制作に意欲を燃やす先生の原動力は、今も衰えない「?」の力でしょうか。「芸術の秋」もいよいよ本番。

2018年10月7日日曜日

孫一の夏休み



 孫一 5歳になる前の夏休みの大イベントは、4泊5日のおばあちゃんっちへ一人お泊り。おばあちゃんっちは、準備万端。さあこい孫一。といっても新幹線でおばあちゃんが連れてきて、連れて帰るというパターン。暑い夏のおばあちゃん修行でした。4泊5日、「帰る」と言わせないためには、「遊ばせて早く寝かせる。」科学博物館で1日(ちょうど昆虫博の真っ最中でした。)。プールと公園で1日、40分のお試しレゴ教室が2日、子供の国で1日。図書館の読み聞かせ会にも参加。素晴らしいスケジュールと企画になりました。
おかげで大泣きのホームシックは1回だけ、スカイプでママとお話しした後だけで済みました。その後帰るまでママとはお話しなし。

写真撮ってママに送って!
家にいるときは自転車か「トムとジェリー」のDVDと折り紙で作った恐竜4匹が友達になってくれ、おばあちゃんも休憩できました。結局朝6時起床 夜9時には二人でぐっすり。という「孫とバラの日々」を過ごすことができました。孫一、小学生と間違われるほどの体格、安室奈美恵ちゃんの大きなポスターに恥じらう姿にびっくり。
 孫一の「follow me」で昆虫の世界、子育てママたちの世界、恐竜の世界、子供の目も魅了する安室ちゃんなど珍しいひと夏の経験でした。

  後日談 ママが一人で東京に行くことになったとき、孫一「行ってきなよ。東京おもしろいよ。僕行ったからね。」とどや顔だったとか。
 
 

我、夏休み


  今年の夏は、太平洋高気圧の恐ろしさを垣間見る思いを何度もしました。仕事をしていた頃に比べると家にいる時間が長くなりましたから、冷房の入った職場のありがたさが
いまさらながら懐かしく思い出されます。その反面 小中高の冷房のない教室の匂いや
暑さに耐えた夏合宿も思い出されて不思議な感覚を味わう日々でもありました。
 30年ぶりの山小屋も台風一過で川は、倒木と石ばかり、それでも水は冷たく、★は美しく、久しく夜空を仰ぐことがなかったなあとしみじみ感じられました。★や水は、この夏を乗り切るキーワードになりました。身も心もひからびないように・・

もう一つのキーワード 八海山
魚沼の里 貯蔵庫

 山小屋は 日本百名山の一つ巻機山のふもとにあります。帰りに十日町の越後妻有現代美術館に
よりました。4年に一度のビエンナーレが開かれています。これまた30年ぶりのファインアートの世界です。
楽しかった。なにが楽しかったかというと、ファインアートが「芸術」や「アート」が誰でも
もっている感覚なんだということを思い出させてくれるジャンルだからで、30年ぶりだけど
やっぱりそうだと思わせてくれる作品がいっぱいありました。地元の人たちやボランティアの
学生さん、外国からの観光客などもいて都会の美術館にない活気がありました。


               キナーレ越後妻有里山現代美術館



                    





             


   

 

2018年6月26日火曜日

長良隕石 と 多治見・土岐・瑞浪


隠居山から多治見市内を眺望

パレオパラドキシア・タバタイ 1700万年前の哺乳動物

聖徳太子の時代の豪族の古墳 
化石採掘の瑞浪版 イギリス海岸


 6月もそろそろ終わり、雨模様・空模様が気になるところです。友達に誘われて
多治見・土岐・瑞浪を周遊しました。運転手は私。友達が、隠居山とそこで発掘
された「パレオパラドキシア・タバタイ」という哺乳動物の化石一体発掘の話を、
してくれたのがきっかけで、ワンデイドライブツアーとなりました。隠居山の頂上
は砂岩の白いきれいな禿げ頭、多治見市内が眺望できます。ここで発掘された
パラオパラドキシア・タバタイはジュゴンの仲間のようです。 1700万年前の
この辺りは見渡すばかりの海でした。パラオパラドキシア・タバタイが多数生息し
悠然と海中を散歩していた様子が多治見の市街地と重なって楽しいひと時を過ごしました。
 そのあとは当然のように瑞浪市化石博物館を見学し、化石採集海岸にもゆきました。
愛知・岐阜はほとんど海だったことが実感できる展示です。
 海が引き陸地が見えて人間の生活が始まった証の古墳は隠居山の近くにありました。
住宅街にひっそり埋もれる古墳も高齢になられたボランティアの方たちにひっそり守
られています。とかく歴史というと戦国乱世が面白く語られがちですが、国土の成り立ちから
始まる歴史も知ると「国」を超えて気持ちが大きくなります。日本なんて海の中です。
 友達はその後岐阜で遊び長良川で石拾いをしました。Eテレで放送されてた「長良隕石」を
見てびっくりした友達から「もう一度ゆくぞ」とメールがきました。「長良隕石」は、
宇宙の始まりの爆発のかけらの可能性が高いらしく出演者がみんな興奮しているのが印象的
な番組でした。映像とは悲しいもので「隕石」は鉄の塊なので????。手に取るとオーラ
があるのだろうと想像するしかありませんが鉄の塊というのがすごいらしい。
まだ見つかる可能性があることもわくわくします。川原に週末人が殺到しそうです。
 化石といい、隕石といい、人間社会に疲れている私には「ファイト 一発!!」
の価値がありました。昨今の希望の持てないニュースや報道番組、空笑・冷笑の蔓延
しているバラエティー番組に対抗してもっとこうしたわくわくする番組があっても
いいですね。ゴールデンタイムに・・・。



                     

2018年6月4日月曜日

風のガーデン

トマト


メス カブトムシ幼虫 

オス カブトムシ幼虫


 梅雨入りまじかの庭に親戚から苗と幼虫のプレゼント。トマト、ナス、キュウリ、
ピーマン 幼虫は10匹(写真は9匹)。梅雨を一緒に過ごします。夫はミニトマト、
ゴーヤ、オクラ、トウモロコシ、パセリ、ミント、シソなどなどいままでにない庭
の風景になっています。
 

2018年5月27日日曜日

紫陽花に馬が顔出す馬屋口 北原白秋




                 紫陽花にちなんだ俳句を探していたら北原白秋の句をみつけました。
     馬面と紫陽花の花の取り合わせが愉快です。馬屋のある風景が
     なぜか目に浮かびます。北原白秋という名のせいでしょうか。
      今日 日本ダービー 馬もいろいろです。

2018年5月25日金曜日

豊田市美術館のブリューゲル


ブリューゲル展を豊田で見ました。豊田は言わずと知れた世界のトヨタのお膝元.市内に入ると急に車が増え、高層ビルの少ない町と広く高く見える空は、アメリカの町を車で走っているような気がしてきます。
 高台にある美術館から市街と三河の山々が眺望できとても気持ちの良い空間です。気分転換にはもってこいの場所でしょう。
 きわめてモダンで洗練された空間で16、17世紀に活躍したフランドルの画家一族の作品群にまみえるのは、わくわくするものがありました。
 400年の歳月をへてなお鮮やかで透明感のある色彩に驚かされます。作品の脇に父・子・孫の説明がわかりやすく書かれています。
正面
豊田市美術館


美術館から庭の風景



ブリューゲル一族が大事に伝えてきたものをシェアしてもらったような豊かな気持ちになる
展覧会でした。ブリューゲルのほかにも豊田市美術館には、楽しみがあります。美術館の中は
彫刻の中にいるようです。白い壁と大きなガラス窓、不思議に仕切られた部屋、天井は、
たかいところあり、低いところあり、角を曲がると思いがけなく広がる広い空と庭。
 今回は、コレクションもよかったです。 ブリューゲルとは対照的な世紀末ウィーンのクリムトや
エゴン・シーレ、ココシュカなどの作品が並びました。ピカソ・マティス・クレーなどの御馴染みの
作品も、ここにあることがわかりました。すごい。そうした作品を人の気配にじゃまされずゆっくり
みることができました。
 そして高松次郎の点・紐、赤ん坊の影という作品、まぶたという壁面一杯に広がるインスタレー
ションと現代の作品も一同に会しています。短時間で16世紀から20世紀まで表現にこだわる人たち
の挑戦につきあったような気がします。
 豊田市美術館は7月16日の会期の終了後2019年6月まで改修工事のため休館になります。
それまでにもう一度くる機会があるといいですね。ブリューゲルが描いた農民たちが待っている
のではないかと思います。





              No.6,7の部屋では写真撮影ができました。











2018年5月20日日曜日

ヒデキ! 感激!! 




西城秀樹 63歳 訃報を知って・・・・
秀樹!より ヒデキ!と叫びたくなる私の
アイドルの一人でした。私はヒデキの髪型と
ながい手足を真似ようとしていた時期がありました。
  ベルボトムのジーンズ に白いTシャツをきていた
自分の学生生活を思い出します。
努力の結果手足の長さは真似できないということ
を知りました。私は女子校から進学しましたが、男女共学の環境は私を好奇心の塊に変えました。しかし「ヒデキ」のような男性に巡りあうことはありませんでした。妥協をおぼえたのも「ヒデキ」のおかげです。「ヒデキ」の華のある笑顔が好きでした。「華」一瞬の輝きで人を惹きつける力というか オーラというか。希望の光というか。光にあたると元気になれる。「アイドル」って10代 20代には欠かせない存在ですね。なりたい自分、なれない自分、それでも絶望しない希望みたいなことを教えてくれます。

  ヒデキ ありがとう! ヒデキノブンモ ワタシ ガンバル!

2018年5月13日日曜日

木の花

栴檀の花 

どむみりとあふちや雨の花曇り 芭蕉
栴檀の花=あふち(古名)香木の栴檀とはちがう。

 
石榴の花

花石榴また黒揚羽放ち居し 中村汀女

実になる石榴と花を楽しむ石榴の2種がある。





泰山木の花と木

泰山木離れて花のあまたみゆ 木津柳芽
泰山木咲いて潮の土佐の国  森 澄雄


 朝の散歩コースは、連休明け後は新緑から梅雨入りに向かって準備が始まっています。
ツツジ、シャリンバイ、ドウラン、もっこく、バラなど庭木も花の季節を終えました。
散歩道には生産緑地もいくつかあり、木々や庭木のほかに畑の様子もわかって
楽しいです。近年は温暖化のせいかどうかわかりませんが季節を目まぐるしいと
思うようになりました。気がつくと冬、気がつくと春というように。
目まぐるしいのは季節ばかりではありませんが。久しぶりに歳時記を開いて
夏の花鳥風月と俳句に目をとおしました。
「こんな時間が私にある。」 

2018年5月7日月曜日

孫一 鯖を読む



     ニンジャ修行中の孫一もこの4月からりんご組.
GWに家族で行った妙高高原。「苗名の滝」に近づく山道では、先頭をきって歩きました。途中つり橋でも恐れず、「すごいね」と声をかけると「ぼく5歳だもの」といいます。誕生月まであと半年。小さなサバを読みました。滝つぼ付近の岩場では、もちろん忍者ハットリ君になりきり滝をバックにポーズ。滝を見ているうちに「オシッコ」を催し、元気いっぱいの「鯉のぼりboy」でした。
 今年は妙高高原をドライブしていても人里で「鯉のぼり」を見ることができませんでした。やっぱりこの季節は空に泳ぐ「鯉のぼり」をみたいものです。
     

ゴールデンウィークの贈り物

白樺


苗名の滝(日本100滝)雪解けで抜群の水量!!

妙高高原スカイケーブル 野尻湖を臨む

妙高見晴台付近の残り雪 

黒姫と妙高

我が家の断捨離



   いよいよ我が家も断捨離モードに入ってきました。
  まずは 「夫婦それぞれのものはそれぞれで片付けて行こうという。」
   暗黙の了解のもと本や衣類や雑貨の段ボールが 積み重なっては消えて行きます。 消える先は それぞれの実家。 主のいなくなった実家に新たに仕事部屋を構築しているようなもので 仕事モードから 解放されているわけでもありません。
 本を仕分けしてゆくと自分の過越方が見えてきておもしろいものです。
 私の両親の時代には全集ものがよく編纂されていたようで、月給生活の 割にたくさん並んでいます。結局、私の実家の仕事部屋は親たちが読んだ本が追加されて断捨離どころでは ありません。
   「全集集め遺伝子」は、本からCDに標的を変え私のお宝CDは「古今亭志ん朝」全集とDVDの「爆笑 やすしきよしの漫才大全集」です。小さな字がよみずらくなったら威力を発揮するでしょう。近頃のバラエティーより笑えます。結局全集だけでなく読んだ本を綺麗に分けて並べてみると自然に残るものが見えてくるような 気がしているので断捨離は急がないことにしました。
 先日奥様がなくなられ所縁の方々がご自宅に集まってご夫妻を偲ぶパーティがありました。 書棚に並んでいる本の背表紙を見ながら伝わってくるものがあります。断捨離は、何を捨てるかではなく 何かを残すかということでしょうか。残された本の背表紙がご夫妻の静かな生活を伝えてくれているように思いました。

2018年2月6日火曜日

ああ!! やっぱり 空気はオイシイ!


インフルエンザの流行で孫一もダウン。やっと回復の兆しに家族もほっとしたある日。
孫一、窓を押し開けての一声「ああ!!やっぱり 空気はオイシイ!」病気もまた幼い彼にとっては新しい感性を育てています。

初雪 東山公園で




2018年元旦 海の上

初日の出


京浜工業地帯の元旦の朝

バイバイ 私の60代

 この「暮らしを紡ぐ 異・職・柔・遊ぶ」のブログを書き始めて10年272のコンテンツになりました。10年一仕事というわけで店じまいをすることにします。これもけじめかなとおもいます。 バイバイ60代!私にとっての節目の季節に二人の師匠がなくなりました。9月には、カトリック教会の森一...