2021年12月8日水曜日

COVID19 VS 自転車


 

 週に3回 アルバイトに行きます。駅から 20分ほど川沿いを歩きます。朝日を浴びて歩く川沿いの道は、気持ちのよいものです。 が この川沿いの道が 朝晩の通勤・通学時間帯は、命がけの道になってしまいます。

 『ステルスか? 歩道疾走 雨合羽 』  

これは 今年7月の私の一句

歩道者右側通行 自転車左側通行を守って! お願い! おばあちゃんは、バランス悪い、耳聞こえない、目よく見えない。後ろ姿じゃわからない。

昔、染織工房が立ち並び芹沢圭介が親しんだ川は、変わらないけれど・・行き交う人の忙しさ、早さ、モラルハザードは、昔の比では、ありません。歩行者右側を死守すべく日夜戦うおばあちゃんです。イヤホン学生とぶつかっても負けません。頑張れ!おばあちゃん!


   先日 痛ましい事故がありました。 老人がトラックにはねられた事故です。その後、直前に高校生の自転車に衝突したことがわかりました。 早朝自転車通学のその高校生は、イヤホンをしており前を見ていなかったということのようです。  早朝のまだ暗い時間の出来事でしたが。考えさせられました。

 不慮の事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。亡くなられた方のためにも同じような事故を繰り返さないために「自転車と人の通る道を分離する街づくり、自転車のルールを守る社会、人間の注意力の危うさを学ぶ教育」を私たちは考えなければならず、高校生までには、自分の世界に浸って外にでたらどんな危険があるかを想像できるくらいの注意深さを身に着けてほしいと切に願います。

 8歳の「まごいち」も24インチの自転車を乗り回す自転車野郎。おかあさん!お父さん!頼みますよ。自転車保険に入っているからって安心しないでくださいね。

  

   

2021年11月19日金曜日

covid19 vs あ・し・た


 感染者数が 東京で一桁を記録した日。ランチタイムは、女子会花盛りです。私たちも富士山を肴にコロナ自粛からの解放感を味わうことにしました。私たち3人の共通項は、夫です。「夫の職業は、宇宙物理学の研究で、妻は、宇宙物理学は?」というところが共通しています。お付き合いは、40数年におよびます。海外の学会の同伴や外国の研究者一家のオモテナシ、後輩のお世話なので妻も妻なりの役割を果たし、たくさんの楽しみとご苦労をお持ちの方々です。夫婦別行動の共働きの妻も先輩諸氏のご教示のもとお手伝いをさせてもらい、研究者の妻の心構えを教えていただきながらも実践できず今にいたっています。



昔、妻を「かみさん」という人がいらして、結婚したばかりのシャイな研究者の方々は妻のことを「かみさん」と呼んでいました。女子会も夫たちからすれば「女子会」でなくかみさんの集まり、ただの「井戸端会議」にすぎません。

 よく食べ、よく話しました。それぞれのご家庭の様子が走馬灯のように流れてゆき、楽しい時間をすごすことができました。走馬灯のように流れる景色をながめるというのがストレス解消には、いいようです。結論は、「割れ鍋に綴じ蓋」どちらが割れ鍋か綴じ蓋かは、わかりませんがそれぞれの今をポジティブに納得しました。コロナ自粛でこもりがちの家庭生活。どんなに上手にお互い、距離をとっても加齢とともに夫婦は近くなってゆくものかと思います。「考えてわからないことはない」と言い切る科学者の夫をもつ妻たちも手を取り合ってこれからのステージを乗り切りたいものです。 

 今回のコロナ・パンデミックではうつ症状を訴える人が急増しました。うつの原因は、不安といわれます。日常の喪失が社会不安を招きました。不安の核は、喪失体験だそうです。仕事の喪失、家族の喪失、財産の喪失など・・、その中での最大の喪失体験は、伴侶との死別ということが統計的にいわれています。「割れ鍋に綴じ蓋」でもどちらかがなくなったら寂しいものです。

*「割れ鍋に綴じ蓋」 破損したなべにもそれにふさわしい綴じ蓋があるように どんな人にもふさわしい配偶者があるというたとえ 旺文社 国語辞典  出典 江戸いろはがるた

2次会に向かう途中「殿ヶ谷庭園公園」を散策しました。まだ紅葉にははやかったですが国分寺崖線を使い武蔵野の湧水が流れるダイナミックな作庭の別荘庭園です。井戸端会議のポジティブシンキングを味わうには、ちょうどよい空間でした。


 表題のあ・し・たは、「歩く」の「あ」「しゃべる」の「し」「食べる」の「た」になります。不活動によるフレイル(虚弱体質)を作らない3要素で、高齢者の健康教室で取り上げられるキーワードです。

今回は、フレイル予防の実践報告をさせていただきました。


             ご清聴ありがとうございました。






2021年11月12日金曜日

COVID-19 vs 軍国少年

フライヤー
リーディング公演です。ストーリーは、亡妻とおじいちゃんの会話から始まります。亡妻の幽霊から死ぬ前に伝えるべきことがあるだろうと謎掛けされるおじいちゃん。一人住まいになったおじいちゃんの安否確認に派遣される孫、孫の報告からおじいちゃんの心中を推し量ろうとする子供たち、いまどきの家族の平凡な日々が描かれてゆきます。

 おじいちゃんは、昔冷やかし夫婦と嫌味を言われた骨董屋の消息を店番をしている娘から知ります。店頭のラジオを持帰りスイッチをひねると開戦や戦況、玉音放送が聞こえおじいちゃんの記憶をよびおこさせました。
 おじいちゃんは、ふと骨董屋を見舞いに孫を連れて老人施設へ行きます
そこで亡妻に似た老女に会い、彼女の戦争体験の紙芝居を聞かされ、軍国少年だった自分を鮮明に思い出します。老女の戦争体験を紙芝居にして学童に戦争反対を伝えようとする若い女性と出会い、おじいちゃんと孫は、彼女の活動に参加することになります。その紙芝居は、3歳の女の子が父からもらったドロップの缶を抱きしめて戦火を逃げ惑う母の背中で死んでしまうという物語です。おじいちゃんは、物語の女の子役をかって出て、自分の戦争体験を追体験することになりました。劇は、成功します。子どもたちは、おじいちゃんたちの熱演を食い入るようにみつめていました。劇を仕掛けた若い女性は、子供たちに「戦争」が伝わった実感ををもつことができたようです。 
 そして軍国少年だったことをずーと心の奥底ににおしこめてしまっていたおじいちゃんは、自分が立派な軍国少年だったことをやっと受け入れます。おじいちゃんは、
フライヤー裏面から出演者
心のわだかまりを知って、吐き出す機会がありました。
 それがどういうものかは、受けとる側に任せようという優しい気持ちにもなり亡妻の幽霊と手をつないで去ってゆきます。そして舞台は幕を下ろしました。

 受け入れがたい事実を抱えることは、人生にとってだれでもあることです。戦争も、パンデミックも災害も受け入れがたい事実をばらまいています。
当事者であることも、自分に起こった事実も受け入れるには時間がかかるものです。受け入れられないことこそ、本当に伝えなければならなことかもしれません。伝える気持ちを実現するには、励ましや熱意が必要なんだということもこの劇は、謳っているように思いました。
 
 最初に 障碍のある方の詩の朗読があります。屈託のない朗読から伝わるものは青い空の爽やかさでした。劇を見終わって、もう一度この詩と朗読を聞いてみたくなりました。演劇は、絵画や音楽と違った脳細胞に記憶されそうです。

 高齢の前田昌明氏と岩崎加根子氏の戦争体験を知る思いがしました。私は、すでに戦争の後片付けが終わりつつある時代、社会全体が前を向き始めた時代に育ちました。終戦時に二十歳、結婚、妊娠、大学進学、就職を抱えた人たちを親に持ち、今最後の時間を一緒に過ごしている友人も多いです。少しの気持ちが母の父の戦争体験をポロッと話すきっかけになるかもしれません。それを受け取る責任が次世代にはあるのです。
 

2021年11月5日金曜日

COVID 19 VS  ヒーロー

上野恩賜公園 とらわれた男


 孫一が学校の授業で「人の思いを考えてたすけてほしそうなときに、はなしをきいてもんだいをかいけつする。」という文章を書いてきました。孫一 小学2年生の秋。どういう授業がわからないのでコメントのしようがありませんが・・ 「へえ~ いつのまに『思い』という言葉を知ったのだろう。とおばあちゃんは、きつねにつままれたような不思議な気持ちになりました。人には、『思い』という目に見えないものがあると漢字で書いたところが!・・・・おみそれしました。

 孫一は、「たすけてほしそうなときに、はなしをきいてもんだいをかいけつする。」といってます。先日の選挙の街頭演説からもよく聞こえてきました。「はなしを聞いて解決します」。孫一は、ヒーロー思考まっただなかの小学2年生。同じように宣言していた政治家のみなさんには、ぜひ子供たち、市民に問題解決の手本をみせてもらいたいです。問題解決とは、切って捨てることではないですよね。切って捨てていいのは、バーチャルの世界ですよ。世界の未来を担う子供たちがかっこいい!というような問題解決をめざしましょう。国民をうならせるような問題解決と政策をみせてください。忖度しなければならないのは国民ですよ。お間違いないように。

 中学生のとき、社会科の先生から「人間は、政治的動物である」とは、どういうことかという宿題をだされました。この年齢(耳順)になってやっとそのレポートが書けそうな気がします。政治家だけが政治をしているわけでは、なく。人を動かそう、関わろうとする気持ちは、だれにもある。孫一のようにだれでもヒーローになりたい気持ちは、もっている。どんなヒーローになるかは、孫一自身の問題でもあり、それをとりまく家族や社会の問題でもあるわけだから。政治は、みんなのものなのです。

政治を生業にしている人たちへ

  「選挙に勝った、負けたより大事なことがあることを忘れないで!!!」

                                 黄桜 河童


2021年10月30日土曜日

COVID19 vs おばあちゃんの手すさび


 感染症の2年目の秋が始まりました。感染者数は激減しているものの、マスクはまだまだ手放せません。日本も先進諸外国のように社会調査の名目で大規模イベントが開催されるようになりました。飛行場にも人が戻りつつあり、秋の行楽シーズンの観光地は、感染対策に工夫を凝らしながら、観光客の到来に期待をよせています。世界をみれば、ワクチン接種50%以上の先進国の感染者数は、再増加の傾向に、ワクチン未接種のアフリカ諸国は、の状況は一向に改善されないまま冬を迎えます。COVID19は、変異しながらまだまだサバイバルゲームを続けてゆく模様のようです。私は、国内ニュースと海外ニュースで報じられる貧困格差と多様な情報に気持ちの落ち着きどころがありません。

そんな中、おひとり暮らしのおばあちゃんのご機嫌伺いに訪問すると必ずいただく小さなプレゼントを紹介します。「手すさび」の数々から小さな幸せの時間が伝わってきます。



無病息災のお守り
今冬 寒風にさらされる難民の子どもたちが少しでも暖かくなるよう、COVID19の脅威から守られるようできることは、何かしら? 同じものを作り続けるおばあちゃんの「手すさび」には、なにか祈りの匂いがしてきます。


*手すさび 退屈を紛らわすためにする、手先の仕事

手あそび、手なぐさみ(デジタル大辞泉)

 「手すさび」という言葉は、ほとんど使われることがありません。私が同じくらいの年になったときには、どんな「手すさび」に励んでいるでしょうか?

2021年10月24日日曜日

COVID-19 は、どこ?


 秋です。

  増加傾向にあった感染者数は、8月に入るとその数は、うなぎ登りになりました。そんななか開催されたオリンピック、パラリンピック無観客開催には、賛否両論ありましたがテレビ観戦にも慣れてチケット買った人も買わなかった人も同じように楽しめたように思います。がオリパラ需要を見込んでいた多くの人たちの打撃は、図りしれません。そのせいか?9月になっても暑さもおさまらず10月半ばになってしまいました
 国内外を振り返れば感染者数がどっちに転ぶかわからない状況下での首相交代劇、緊急事態宣言が解除するのを待っていたかのような解散ー総選挙。外に目をむければ、アフガンからのアメリカ軍撤退とその後の混乱、イギリスのコロナ後を見据えた大規模な社会実験、激化する中国と台湾、花火のような北朝鮮のミサイル発射、地震に火山の噴火・・と
 こんなに多くの難しい問題を抱えている人類は、今年の冬をどう乗り越えるのだろか.   1日の元気のきっかけ 朝の挨拶 「おはようございます❗️」もマスクのせいか湿りがち、平凡がこんなに懐かしく感じられる秋はないねえ。


2021年6月15日火曜日

covid 19 変異株 vs オリンピック

梅雨入り、しばらく鬱陶しい 日がつづくと思うと滅入ります。緊急事態宣言解除するしない。国会会期を閉じる閉じない。ワクチンやるやらない。お店で酒が飲める飲めない。極めつけは、オリンピックやるやらない。とこの2か月、なんと中途半端な気持ちになることばかりだったことでしょう。5月の一番いい季節のはずが・・・・なんだかこのまま梅雨入り、梅雨明け、真夏に突入するのが怖いくらいです。

 covid 19も 手を変え品を変えて生きのびようと必死の体。ワクチンの成果もあってか重傷者数が5月初旬の切迫した状況から落ち着いてきている様子が素人ながらもわかります。パワーアップしている変異株ウィルスと人類のバトルは、病院ICUから巷へ。人流が活発になり、賑わいや活気がもどってくるのを密かに物陰で待っているのでしょうか。

若者よ もうしばらくがまんせい!というのは酷でしょうか?

 ウィルスは、夏休み、お盆帰省があることを知っている。今年はさらにオリンピックが開かれることも勘づいている。だって宿主の人間様が浮足立ってるから・・人類は、マスク手洗い ワクチン、人工呼吸器を武器に戦場をつくらない拡散作戦にでて2年目に入りましたがウィルスの変異ぶりは、負けずにすさまじいものがあるようです。

そんな中でのオリンピック。ウィルスにとって格好の戦場となるか。外出自粛組の免疫力アップにつながるか。それは国民一人ひとりにかかっています。オリンピック開催とは、国民一人ひとりに匙が投げられたということでしょう。せめて無観客の記録会にしてほしい。選手には真摯に記録に挑む姿を見せてほしいです。思いっきりスポーツを楽しめない人たちの代わりに身体能力の高さをウィルスに見せつけてほしいです。同時に外出自粛している人やお酒をだせず苦労している外食産業、リモートの授業に甘んじている学生、助成金が届かず追い詰められている人たちのことを想像して行動を自制するメンタルの強さも選手には。見せてほしいです。それができれば感染蔓延、変異株感染者数増加中、ワクチン出遅れの国で世界的人流促進イベントのオリンピックを開催する意義があるというものです。そのくらいは、言ってほしいなあ。〇〇首相!!

 意義はあっても多大の犠牲を払うのでは、意味がありません。7月下旬から 9月中旬に起こる感染者数・重傷者数・死亡者数・社会的自殺者数の増加は、必ずオリンピックとの因果関係を問われます。その回答の準備が、できているのか国民は知らされてないのではないでしょうか。東京はただいま都議選に向けての選挙カーが走り回っていますが、名前の連呼ばかりでかわりありません。医療従事者の補充や病院間連携、外食産業への規制緩和や補償、立ち行かなくなっているひとり親世帯や独居高齢者世帯・自営業や中小企業の応援、学生、在留外国人の生活などへの応援などもっとニュース番組や昼番組で話題にできることがいっぱいあるでしょうに。ねえ 〇〇知事様!

 社会の格差を広げず、互いがいたわりあわなければこの暑い夏どうして乗り越えることができましょうか。へちまと朝顔のツルだけは、どんどん伸びてゆくのが恨めしく思える今日この頃です。



2021年4月18日日曜日

covid-19 vs 変異株N501Y vs 私


 春が来た。新しいウイルスも来た。どこに来た。

今年のゴールデンウィークも日本は、サイレントウィークになりそうです。今は、空を仰いでウィルスの活動が収まるのを待つばかりです。

待ってはいられない人は、罹患してしまったときのことを想像してみてください。病院で休みなく治療にあたっている医師のことを想像してください医師を助け、患者を支えている人たちのことを想像してください看護師や他職種・厨房・事務・清掃で働いている多くの職員のことを想像してください患者とそれを支える人たちの家族のことを想像してください.最前線が病院であることを忘れないでください。

ウィルスは、人が集まることを標的にして、戦場を拡大しようとしています。

病院が機能しなければ拡大した戦場で一人闘うしかありません。

その覚悟がありますか


7月のオリンピックの池江璃花子選手の頑張りがみたい。

パラリンピックの選手の活躍がみたい


国や行政に先導されるステージから国民一人ひとりのステージに入りました。街中の人流の増加、活発な若い世代の情緒に流される行動、進む貧困、引きこもり、自殺者の増加、社会の変化で深まる差別変異株N501Yは、人間の抵抗力を抑え、人流を増長し、集団を作らせる分断作戦に入ったように思えます。

我慢できなくなった人たちが集まり輪ができるのをウィルスは、待っています。待っているのではなく人間に輪をつくらせようとしているようにも見えます。ウィルスは、過去・現在・未来と人間社会に変化をもたらし、自分たちの生存しやすいように人類をコントロールしているのではないかとおもえます。物理化学法則だけでは解決できない生物の世界を目の当たりにしているようです。

結局一人ひとりが感染しないように努力するしかないのです。








2021年4月12日月曜日

COVID-19 VS ナイスガイ 孫一


 孫一 小学校2年の春もCOVID-19。大人の心配をよそにマスク・手洗いも板についてきました。久しぶりに蔓延防止寸前の春休みに孫詣出。おばあちゃんの前を歩く孫一の背中がまぶしいです。横断歩道では、パット手を挙げておばあちゃんも守るかのような態度にびっくり。

 二人で足漕ぎボートに乗りました。まるでデートみたいです。動物園の中の夜行性動物園に連れていかれ蛇、亀、ワニ、鼠など普段お目にかかれない動物を楽しそうに紹介してくれました。暗い中、「あそこ、あそこ」と得意げに指さして教えてくれますが。眼鏡を上下してもみつからないおばあちゃん。重いガラスの扉を押し開けて、ほかのおばあちゃんを先に通してあげる孫一、「ナイス・エスコート!いつ覚えたの?」

 防護柵を挟んで狼と一緒に走る姿は、ジャングルブックのモーグリみたいです。雄ゴリラのシャバーニに会いたかったおばあちゃんですが、いつの間にか遊園地の方へいざなわれ。「この間♥❤ちゃんとデイトしたときに二人でジェットコースターにのったんだよ」「♥ちゃんがもっと乗りたいっていうから2回ものっちゃったよ。すごく楽しかった!!」と言い残して一人でジェットコースターに乗りに行く孫一。呆然とするおばあちゃん。ゆっくり傾斜を上ってゆくジェットコースターの前の席で両手で目を抑えている孫一がなんとも愛らしい。

 ps: ご心配なく 孫一のデートは、もちろん親同伴。

2021年4月4日日曜日

COVID-19 vs イースター

ウクライナエッグ

  キリスト教では、キリストの殉難と死、復活を教義の柱にしています。世界中のキリスト者が教会に集って受難の体験を共有し、死を悼み、復活を喜ぶ3密企画がイースター復活祭です。日本では、お釈迦様の誕生日の花祭りとも春の到来を祝う祭りとも重なります。COVID-19にとっては、人類が浮足立つ絶好のチャンスです。最近は、OVOD-19も変異を重ねパワーアップしているかのように思われます。が宇宙の摂理は、ウィルスだって知る由もがな「栄枯盛衰」に違いありません。

 ウィルスには、国境も人種も年齢も性別も関係ありません。そこに人間がいることが重要ですからそこに人間がいなければいいのです。人類の闘う武器は、マスク・手洗い・3密回避にワクチンと人間の相手を思いやる想像力です。

 目に見えない物の存在と脅威、突然襲われる理不尽な死を人類は、想像力で乗り越えてきました。死のあとに来る復活という物語では、復活は、人間の力ではない力でなし遂げられます。人間は、待つしかないようです。その日がくるまで。

 どのようにその日を待ちましょうか.暴飲暴食、思いっきり3密べったりで過ごすか。手洗い・マスク・3密回避・ワクチン接種・適度な外出・最低限の収入・公的支援の利用・心静かに過ごすか一人ひとりが問われている今年の春です。


復活を、春の到来を願う世界の人たちは、どうしているだろう?



2021年3月26日金曜日

COVID vs 多摩川桜




            環状八号線がすぐ北を通る等々力渓谷の桜 



                

           

 

2021年3月25日木曜日

COVID19 VS 桜

しゃくなげと桜

青空と桜

石段と桜

医療従事者と桜

5重の塔と桜

鐘楼と桜

  緊急事態宣言解除されてもCOVID-19おさまりません。今年の桜は、

はやばや3月満開。人それぞれ、3密さけて花見を楽しんでいます。

満開の桜が頼もしく見えます。




 

2021年3月21日日曜日

COVID-19 VS スパイダーマン

サメの潜水艦にのって島にゆきたいな

 孫一もいよいよ小学1年卒業。COVIDに始まりCOVIDに終わる1年間でした。

外出にマスク・手洗いもあたりまえになってます。友達もできました。友達からの

「ありがとう」シールも一杯もらいました。なにがありがとうかというと「鉛筆

拾ってくれてありがとう」「消しゴム拾ってくれてありがとう」「ハンカチひろって

くれてありがとう」かわいいソーシャルディスタンスを守っているようです。

 1年の思い出工作の最後を飾った1枚の絵。ダディと孫一がサメの潜水艦にのって

島をめざすというもの。画面いっぱいの魚たち。サメには、潜水鏡がついてます。

片言の日本語・英語の親子の会話にもかかわらず「父と冒険」がインプットされているよう

で先がたのしみ。

 おばあちゃんとのオセロも最後までハラハラしながら付き合ってくれるようになりまし

た。互角なのでおばあちゃんも相手にしてもらえてます。おばあちゃんのためにマリオ・

ゲームを作ってくれますがクリアできず、ヴァージョンが変わるたびにおばあちゃんの能力

に合わせた内容になっていくのがおばあちゃん的には情けない。

 孫一「これはどう?これもだめなの? 同時におすだけだよ。おばあちゃんがんばっ

て」 

おばあちゃん「?」

 孫一と一緒に散歩にでると、小さな虫をみつけてちょっかいだしているかと思えば

スパイダーマンよろしく駆け回り、マインドクラフトゲームの自分の豪邸研究

に近所の家々を探索するという忙しさ。虫の目・鳥の目にくわえバーチャルの目もあり

COVID-19もうかうかできませんよ。


 

2021年3月11日木曜日

COVID-19 vs 雛の3.11


 

  3.11 東日本大震災から10年 防災訓練のアナウスが私の町にも流れました。忘れてはいけないという思いがテレビ番組からもコロナ感染の緊急事態宣言の延長期間中の政府主催の慰霊祭の映像からも伝わってきます。コロナ感染症の蔓延は、震災の復興の足を引っ張るばかりです。被災者の人たちの生活、被災地の産業支援、原発の後処理などなど。コロナ対策で後回しになったり、助成削減になったりしていないだろうか。雛人形を片付けながら考えます。それだけに今年の雛人形には、「来年またお目にかかれるように」と思わず声をかけました。

 去年の2月からの1年、お雛様が眠っている間にさまざまな社会的な変化がありました。格差という言葉が現実のものとなってきています。が格差と一言で片づけてしまうより多様化に向かう流れに勢いがついたと思うのは、優しすぎるでしょうか。7段飾りの雛人形の世界は、まさに階級社会。格差社会です。今との違いは、各階級の社会的役割が明確だったこと。一握りの頂点の人たちの生活と文化をささえることで社会が成り立ち、国を豊かにする行事をみんなで祝う秩序がつくろうとしてきたことです。

 今、「一握りの人たち」という特権階級のためではなく、国民一人ひとりの人権と幸福を守ることを目的とする国を目指しています。敗戦を機にアメリカ合衆国の力を借りてか、指導されてか、方向転換した日本のはずでしたが・・・

 雛の段を片付ければ写真のようにこんな感じ。昔は昔。今は今。今日本の国に住んでいる人、住みたい人が考えることのできる社会にしたいものだと思います。今に合わせるには、勇気ある決断が必要になりますが、未来が信じられればいい決断になるはずと思います。   

3.11 から10年、私が学んだことは、「100人いれば100の幸せがある」ということと、「日本は、火山列島であること」そして、「みんなで乗り越えるしか生きる道がない国」であること。です。

 

2021年2月24日水曜日

COVID-19 vs 軒端の梅

梅一

飛梅か

鶯宿梅か

「木の花は、濃きも薄きも紅梅」 清少納言 

そして 富士

 

2021年1月28日木曜日

COVID-19 vs 多摩川


                  
 
                                                  冠雪前の富士山


                                                           
水ぬるむ


                                                   カワセミ?

                  春は、そこまで

      大田区と世田谷区の境あたりの多摩川河川敷の散歩も常連になりました。
     対岸は、川崎武蔵小杉のビル群。昔は、渡し船もこのあたりから乗れました。
     もっと昔は、古墳をつくるほどの豪族がこの辺りに住んで川やその向こうの
     富士を眺めていたのでしょう。同じように夕焼けも・・・。


 

2021年1月8日金曜日

COVID19 vs Art



 感染症の蔓延に人々は、閉じ込められています。創作活動をされている方々は、どんな思いで日々を送っているのだろうという興味もあって大坪美穂さんの個展にでかけました。


 
 
 この作品には、束ねるという強い気持ちとボタンに象徴される合わせるという
気持ちが表現されているように思いました。ボタンは、針金でつながり下方に
垂れ下がってゆきます。作家は、今の国内外で起こっている諍いや駆け引き、
不信を前提にしたつながりのほつれにアーティストとして一矢報いたいという
お話しをしてくださいました。




      

 創作する中、ボタンと格闘する日々をおくられた大坪さんの手作業から生まれた最初の作品ということです。ご友人のアイルランド文学者・翻訳家大野光子氏から「原初の顔」という深遠な題名を贈られた作品。大坪さんの作品には、いつも細やかな手作業の感触と、背景の鈍色と不思議な親和感を感じることができます。


 


 大野氏のインスピレーションは、この作品にも。「マリア様のように見える」とさすが

アイルランド文学に造詣が深い氏なれば。カトリックの私には、そこに結びつける言葉は

ありませんでした。来日されたフランシスコ教皇は、「共感のある和解」のメッセージの

シンボルとして「結び目を解くマリア」を示されていることを思い出したしだいです。

 


     大坪さんの個展のテーマ「ここにないどこかーA Day for Prayers」から

世界を覆う疫病

閉ざされた生活の中で

人とのつながりが断たれてゆく

孤独な時間

先にある希望を求め

終息を願いつつ

祈る日々

個展は、2020.12/12~12/26 ATELIER・K(石川町)  作品写真は、大坪さんより掲載許可いただいたものです。

 

     

バイバイ 私の60代

 この「暮らしを紡ぐ 異・職・柔・遊ぶ」のブログを書き始めて10年272のコンテンツになりました。10年一仕事というわけで店じまいをすることにします。これもけじめかなとおもいます。 バイバイ60代!私にとっての節目の季節に二人の師匠がなくなりました。9月には、カトリック教会の森一...